吃音の直し方にはどんなものがあるのか?主な3つの直し方について解説

 

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幼少の頃から重度の難発の吃音を抱えてきた経験を生かして、吃音者が自分らしく楽しい人生を送られるようになるための情報をブログなどで発信しています。

 

こんにちは、月也です。

 

今回は

吃音の直し方

ということで記事を書いていきたいと思います。

 

 

誰にでも確実に効果がある直し方は存在しない

本題に入る前に、最初に言っておきたいのが、

現状、誰にでも確実に効果がある直し方は存在しない

という事実なんですよね。

 

ネット上には「吃音を克服しました!!」という人が多くいるわけですが、
それはその直し方がその人に合っていた、というだけで、
他の人には効果が無い可能性が高いんです。

 

僕は以前、

この早口言葉を毎日繰り返すことで、それを教えた中学生の吃音が治りました

という人が2ちゃんねるの吃音スレに書き込んでいたことがあって、
もう藁をもすがる思いでその人を頼ったことがあったんですね。

「お願いします、その方法を教えてください!!」と。

その早口言葉を教えてもらって、
夜な夜なその早口言葉を唱えていた時期がありました。

家族に「何やってんの?」と心配されつつ(笑)

でも効果が無かったんですよね。

それはやっぱり「自分に合っていない方法だったから
ということだったのかなと今では思っています。

 

それを前提において、
考えうる吃音の直し方というものを、
この記事ではご紹介していきたいと思います。

ぜひ参考にしてもらえればうれしいです。

 

 

吃音の直し方1:話し方改善

まず吃音の直し方として挙げたいのが、

話し方を根本から作り直す

ということ。

 

吃音者というのはとにかく、

変な話し方

が身に付いてしまっているんです。

 

野球で言うなら投球フォームがもうめちゃくちゃで、
まともに速い球を投げられないような状態。
いわゆる”イップス”と呼ばれるような状態ですね。

息を吸うタイミングや吐くタイミングがめちゃくちゃだし、
話すリズムもかなり話しにくいものになってしまっている。

あとはものすごい早口になってしまっていたりとか。

だからまずは話し方をスッと言葉が流れるような、
話しやすい形に作り直してあげる必要があるんですね。

 

で、実はこの話し方改善というのは、
吃音を克服している多くの人が
実践していることでもあります。

有名なのは「田中角栄」とかがそうですよね。

彼は浪花節というものを自分の話し方に取り入れて、
つまり”新しい話し方”を自分の中で構築し直したんです。

 

有名な俳優さんとかでも

役を演じることで吃音が直った

という人がかなり多いんですけど、
それは役を演じることで

新しい話し方が自分の中で構築され直した

から吃音が無くなったということなのかなと、
僕個人としては考えています。

 

 

ただ話し方を直す際の注意点として、

誰かの指導を受けながらではないと話し方を改善させるのは難しい

ということなんですよね。

例えば音読練習などをやっていると、
段々とどもりをさらに意識するようになって
逆にどもりが悪化してしまった、
という経験をしたことがある人は多いと思います。

 

音読練習をした時になんでそんなことが起こるかというと、
僕自身最近気が付いたんですが、

変な話し方のまま話す練習をしてしまっているから

なんですよね。

要はめちゃくちゃな話し方のまま音読練習をしてしまっているので、
その話し方をただただ強化しているだけ、
ということなんです。

ただ音読をするだけだと、
悪い話し方をさらに刷り込んでしまうんですね。

 

だからそこは、第三者の指導を受けながら
「正しい話し方」で話す練習をしていく必要がある。

正しい話し方で音読練習をするのはかなり効果的です。

 

自力で話し方を一から作り直すというのは、
正直かなり難しいです。

なのでそこは言語聴覚士やスピーチセラピスト、
正しい話し方を教えているような人から
教えてもらうのが吃音を克服する上では重要ですね。

 

 

また吃音者は、

吃音が出やすい発声環境

が整っているという面もあるんですよね。

もう声帯器官の筋肉などが、
どもることに適した動き方などを
するようになってしまっているんです。

筋肉が常に緊張状態になっていたりとか。

だから「発声環境を正しいものに整える
ということも大切ですね。

そのことに関してはこの記事で触れているので、
ぜひ合わせて読んでみて下さい。

⇒ 吃音改善に効果的!喉と舌の筋肉を和らげるストレッチ法

 

 

吃音の直し方2:精神的アプローチで自分を変えていく

次は、

精神的アプローチから吃音を直していく

という吃音の直し方です。

よく吃音に関する情報教材がネット上で売られていますけど、
それらはこの「精神的アプローチ」から吃音を克服する、
というコンセプトで販売されているケースがほとんどです。

 

精神的アプローチから吃音を直すとはどういうことかというと、

言葉を話す際の恐怖心を乗り越えることで、
 話しやすい精神環境を整えよう

簡単に説明するとこういう感じですね。

 

吃音者は長い間吃音から生じる恐怖心にさらされてきているので、
話すこと自体にもう尋常じゃない苦手意識や恐怖心が
植え付けられているということがあって。

だからまずその恐怖心を取り除いてみよう!
という考え方ですよね。

 

これはスポーツの「イップス」の克服にも通ずる考え方で、
イップスはまず”キッカケ”があるんです。

動作がおかしくなってしまったキッカケがあって、
そのおかしい動作が続くことで
その動作に対して恐怖心を抱くようになる。

そして、そのおかしな動作が定着していってしまうんです。

だからまずは、その動作に対する苦手意識を取り除いて、
さらにイップスになったきっかけも取り除く。

強い恐怖心があるうちは、
改善させるのは相当難しいですからね。

 

このことに関しては、
漫画の「メジャー」でも描かれていますね。

主人公の茂野吾郎が、
大舞台でライバルからホームランを打たれたショックから
イップスになるんですけど、
それを催眠療法士の助けを受けながら乗り越えていくという、描写があります。

 

 

それで実際に、精神的アプローチから恐怖心を取り除いたり
自分に自信をつけていくことで吃音を克服できた、
という人もいます。

「自信がついたら、なんかどもりもいつの間にかなくなってました」

ということを実際に言っている人に会ったことがあるので。

 

 

吃音者はしゃべるということに対して、
そしてどもりに対して強烈な恐怖心や抵抗感を覚えている場合が多いです。

それを取り除いてあげることで、
吃音が無くなる可能性は十分になりますね。

 

 

吃音の直し方3:薬の服用

そして3つ目が、

薬の服用

です。

 

精神科で処方してもらえる抗不安薬を服用することで、
吃音を無くしていく。
そういうアプローチです。

 

この薬に関しては
「精神的アプローチでの直し方」
と通ずる部分がありますよね。

薬を服用することで吃音に対する、
話すことに対する恐怖心や緊張感を和らげる、
そういう目的なので。

精神科に行って吃音について打ち明けると
抗不安剤などを処方してもらえるので、
そちらを服用してみるというのも十分ありですよね。

それで吃音が治るという可能性も十分にあります。

 

 

自分に合った吃音の直し方を見つけるのが大事

主だった吃音の直し方はこれまでお話しした3つになると思います。

もう一度最後にまとめると、

 

〇話し方を根本から構築し直す、という考え方

〇精神的アプローチから吃音を乗り越える、という考え方

〇薬を服用する、という考え方

 

この3つです。

 

ここでよくありがちなのが、

話し方を見つめなおすことで吃音が治った人は
精神的アプローチで直す方法を全否定して、

逆に精神的アプローチで治った人は
話し方改善なんて無駄だと言う。

といったようにお互いが否定しあう、ということがあります。
自分の吃音の直し方が正しいんだ!みたいな。

 

でも僕はそれは間違っていると思っていて、

話し方改善が合う人もいれば、
精神的アプローチで直すのが合っている人もいる

という風に考えています。
正直、実際に試してみないと自分に何が合っているかはわからないんです。

全部の直し方を同時に実践し続けることでやっと克服できる、
という人も中にはいると思います。

 

僕は元々重度の難発の吃音を持っていて、
おそらくかなり症状が複雑だったんですよね。

精神的アプローチだけでは症状はなくならなかったし、
話し方改善をしても治らなかった。

今でも正直吃音の症状はあるんですが、
今は「同時進行で」吃音改善を進めています。

精神的アプローチでの吃音改善も進めているし、
吃音を克服した方から指導を仰いで、
話し方改善も進めています。

少しずつですけど、話しやすい時が増えてきたし、
効果は実感でき始めています。

 

なので一つの直し方に固執するのではなくて、
色んな方法を同時進行で進めてみる、
ということを僕はオススメします。

それで「あ、なんか効果あるかも!」と感じられたものを
重点的に実践すればいいですよね。

 

吃音を直すというのは、

山登り

に近いと僕は思っています。

一気に登頂はできなくて、
一歩一歩確実に踏み出していく必要がある。

その一歩一歩がいずれ山頂、
つまり吃音克服へと繋がっていきますね。

 

それではありがとうございました。

 

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