2015/09/23
海外の吃音を抱えていた有名人たち
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どうもこんばんは!
月也です。
前回は、
「吃音を抱えていた日本の有名人」
について主に書いたんですが、
その続きとして
「海外の有名人」
も書いてみたいと思います(笑)
吃音は日本人特有の症状ではなくて、
海外でも当然ながら吃音者は存在しています。
「誰もが知っている意外な人物」
が実は吃音者だったりしますね。
そんな人たちの存在を知れると本当に勇気がもらえると思うので、
ぜひ参考にしてみてください。
こんな有名人たちが吃音を抱えていた
まず吃音を抱えていた有名人として挙げられるのは
「タイガー・ウッズ」
「え?マジで?」
と思うかもしれませんが事実です。
彼は幼少期の頃に難発の吃音を抱えていたんですが、
それを見事克服し、
現在の地位を築くことができています。
今の彼からはそんな苦しみを抱えていたとは思えないくらいの
自信で満ち満ちてますよね。
ちなみに彼が吃音を克服した方法というのがとても興味深くて、
このブログでも記事として書いているのでぜひ読んでみてください。
吃音を克服するための何らかのヒントを得られると思うので。
あとは、
「ブルース・ウィリス」
「ジュリア・ロバーツ」
彼らも吃音を抱えていました。
しかし、
「演技をしているときはどもることがない」
ということに気が付いたことで、
吃音を克服することができ、
現在は俳優としての確固たる地位を確立してますね。
これは前回書いた「秋野暢子」さんにも共通していることで。
彼女も、小学校の時に
「演劇をしているときにはどもりにくい」
という事実に気が付いたことで演劇に熱中し、
今の「女優・秋野暢子」として活躍しています。
少し話がズレますけど、
「何かを演じているときって、吃音が出にくいんです」
演劇とかだけではなくて、
例えば声色を作ってふざけて話したり、
誰かのしゃべり方をマネているときとか。
そういう時って意外とどもらないんですよ。
意識が吃音以外の部分に向くことで、
吃音が出にくくなるんです。
だから、何かを演じているようにしゃべるといいですね。
何かのスピーチをしなければならないとなった時に、
そのことを覚えておくとかなり有効です。
いざという時に、ぜひ試してみてください。
やっぱり吃音者は話す時に吃音を意識しすぎなんです。
その意識を別の部分に逸らしてあげるという視点が大事ですね。
吃音を武器に変えた「スキャットマン」
話を有名人の話に戻しましょう(笑)
あと有名な人としては、
「スキャットマンジョン」
ですね。
彼の場合、
名前が既に「どもる(スキャット)男、ジョン」ですからね(笑)
スキャットマンは吃音を「自分の武器」に変えることで
音楽の分野で大成功を収めました。
吃音に対する見方を変えたんですよね彼は。
「吃音は自分の個性なわけだから、歌に組み込んでみてはどうだろう?」と。
それは普通だったらなかなかできない発想だと思います。
「吃音は自分の敵だ」
とどうしても捉えてしまいがちですからね。
捉えようによっては吃音というのは「自分の個性」だと言えることができるし、
自分の武器にもなるものなんですよね。
みんな吃音の「ダークサイド」ばかりに目が行ってしまっているから
悪感情ばかり先行しがちなんですけど。
受け取り方を少し変えるだけで、
吃音が自分の味方になってくれることもあります。
その他にも、
「マリリン・モンロー」とか。
彼女も幼少期の頃は吃音を抱えていたみたいですね。
映画にもなった「ジョージ6世」
あと吃音者として有名なのは
「ジョージ6世」
がいます。
元エリザベス女王のお父さんですね。
ジョージ6世の場合はその様子が映画として描かれています。
『英国王のスピーチ』という映画なんですが、
これは吃音症持ちなら必見の映画ですね。
まだ見たことが無いという場合はぜひ見てみてください。
吃音に対する考え方が変わるくらい
大きな発見というものが得られる映画なので。
英国王のスピーチについては下記の記事でも言及しているので
ぜひそちらも読んでみてください。
と、まあ海外にも吃音を抱えていた有名人、著名人は数多くいます。
吃音者は劣った存在では決してない
これまでの話を聞いてわかると思うんですけど、
「別に吃音者って劣った存在ではない」んですよね。
むしろそれぞれの分野で活躍している人ばかりで、
優れた能力を持っている人がほとんどなんです。
「自分は劣った存在でもなんでもないんだ!」
こう思えるようになると本当に楽になると思います。
吃音者はやっぱり自分を卑下しすぎなんですよね。
まあ実質人としての機能の一つを封じられているわけなので、
なかなか自信を持つというのも難しいんですけど。
でも、それだとただ苦しいだけなんです。
卑下していても自分にとって良いことが何一つない。
今までの有名人を見てきて、
吃音者は劣った存在に見えますか?という話なんです。
何も劣ってないですよね。
確かに彼らとは「レベル」が違うかもしれない。
吃音持ちとか抜きにして彼らは優れた人であることは否定できないので。
でもレベルなんてこれから上げていけばいいわけだし、
「ポテンシャル」は十分持っているんです。
吃音者というのは。
ぜひ、自分に対して自信を持ってもらいたいなと思います。
それこそが吃音を克服する上で、
自分らしい人生というものを生きていくうえでとても大切になってきます。
それでは、どうもありがとうございました!
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