吃音者にオススメのバイト(3)/工事現場
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こんにちは、月也です。
今日は吃音者にオススメのバイトの
第3弾ということでお送りしたいと思います。
これまでは、
「ドラッグストア」
「スーパーの品出し」
がオススメだよということをお話ししました。
そして今回オススメするバイトは何かというと、
「工事現場」
です。
工事現場と言っても色々あるんですけどね。
小規模な現場から大規模な現場まで。
工事にも電気や水道工事などがあり、
小規模の場合は2人だけで現場を回るといった仕事もあります。
工事現場には、
吃音者にオススメできる理由がいくつかあるので、
それらをこれからご紹介していきたいと思います。
何か仕事を探しているという場合は、
ひとまず工事現場で働いてみることを僕はオススメしますね。
オススメの理由1:常に周りに人がいる
まず1つオススメポイントなのが、
「常に人と一緒にいる」
ということです。
基本的に仕事自体は黙々とやる場合が多いんですけど、
人が近くにいることで「会話が発生する」わけです。
やっぱりしゃべらないでいると
発声するための器官が衰えたりするし、
何よりどんどん話すことを避けようとしてしまうんです。
それだと吃音の悪化をさらに助長させてしまうんですね。
社交性も失われて行ってしまうから
今後のために絶対にならない。
だから多少なりとも「話す必要がある環境を作る」というのは、
吃音を克服する上でも絶対に必要です。
「いやでも、吃音があるから会話なんてできないし・・・」
ともしかしたら思われるかもしれないんですが、
そこまで相手はこちらの吃音を気にしてないんですよね。
大体の場合、普通の会話レベルであれば
こちらの取り越し苦労で終わる場合が多い。
吃音者であっても会話が好きで
積極的に自分から話すような人もいるので、
吃音を言い訳にして会話をすべて避けようとするのは
よろしくないですよね。
その辺りに関しては、ぜひこの記事も読んでみてください。
⇒ 吃音症を周りに隠しているあなた、マジで損してますよ
とにかく、
「会話が発生する」
というのがオススメの第1ポイントです。
オススメの理由2:色んな人がいる
工事現場には、本当に色んな人がいます。
様々な事情があって、その仕事をしていたりするんですよね。
中には、吃音を抱えているという人もいます。
僕は以前「施工管理」の仕事をしていたんですけど、
本当に色んな人がいました。
中国から来たという人もいたし、
住み込みで働いている、という人もいたり。
少し前まで浮浪者をしていた、
という人もいたりしました。
なんかもう「個性的な人たちの集まり」みたいな感じですよね笑
普通の人の方が、正直珍しいです。
だから、偏見とかがあまりないんですよね。
吃音がむしろ普通なことと感じられるくらい、個性しかない笑
なので吃音があることを気にする必要はありません。
吃音なんて「一つの個性」にすぎないわけなので。
「色んな人がいる」
というのが第2のオススメポイントです。
オススメの理由3:みんな人情味があって優しい
工事現場の作業員と聞くと、
おそらく多くの人が、
「なんか怖そうな人が多そうだな・・・」
と思われると思います。
僕も施工管理の仕事で現場に入る前は、
「なんか893みたいな人ばっかいそう・・・」
みたいに戦々恐々としていたので笑
「少しミスとかしたらカミナリおじさんみたいに怒る人いそうだな・・・」
とか。
でも実際に現場に入っていて驚いたのが、
「みんなすごい優しかったんです」
僕が現場に入りたての時に話しかけてくれて優しくしてくれたりとか、
コーヒー奢ってくれたりとか笑
想像以上に、みんな優しいですよ。
なんか「人情味」があるんですよね。
工事現場の人って。
良くも悪くも「人間」みたいなイメージ。
吃音を持っていたとしても、分け隔てなく
接してくれたりします。
「○○は口下手だからなあ笑笑」みたいな笑。
もちろん気難しいような人もいたりしますけど、
そういう人でも接してみると意外と人間味があるというか、
接しやすかったりしますね。
色んな事情をみんな抱えていたりするからかもしれないんですが。
会社員は「論理」をぶつけてくることが多くて、
吃音があるとすごい接しにくかったりするんですよね。
「もっとハッキリあなたの意見を述べてくれませんか?」
みたいに常に言われている気がして、
僕は会社員と接するのは非常に苦手でした。
なので、吃音者にとってはすごいありがたい環境だと思います。
オススメの理由4:健康になれる
工事現場は、基本朝が早いです。
僕なんかは働いている当時は5時起きが当たり前で、
メインの仕事は現場監督の補佐という感じだったんですが
それでも7時半には現場にいましたよね。
職人の人たちも、大体その時間には現場についていました。
そして、身体も動かします。
ご飯とかしっかり食べないと結構キツいくらいには、
運動量はあると思います。
朝早く起きて、身体も動かすので、
「ものすごい健康的な生活を送れる」
わけなんですよね。良い風に捉えると。
本来の人間的な生活を送れるというか。
だから人情味あふれる人が多いのかなって
感じたりしてたんですけどね笑
自然とトレーニングをしているような感じだから、
ジムなどに行って身体を動かす必要もありません。
「お金をもらいながら、ジムに通って身体を動かしている」
というようなイメージで働くと、
楽しく働けますよね。
工事現場で働くことで規則正しい生活が送れるので、
間違いなく身体は健康になっていきます。
吃音者向きの要素が工事現場は多い
工事現場と聞くと、
やっぱり悪いイメージを持ってる人って多いと思うんですよ。
「なんか変な人ばっかりいそう」
「仕事がきつそう」
とか。
でもそんなことは全然なくて、
むしろ普通の会社より優しい人は多いんですよね。
そしてこれまで書いてきたように、
様々なメリットがある。
吃音者の人もちょくちょく見かけたりもしますからね。
なので吃音があったとしても、
特に問題なく働けるはずです。
どもりがどうとか、細かいこと気にしない人が現場には多いので笑
なので工事現場は吃音者のバイトとしてはかなりオススメですね。
慣れれば本当にメリットが多い仕事です。
ただ少し注意点として、
あまり大規模な現場には行かない方が良いと思います。
小規模、多くても10人程度の現場の方が
働きやすいと思いますね。
大規模な現場は施工期間に追われてたりして
結構みんなピリピリしてたりするんです。
小規模な現場はどちらかというとアットホームな感じが多くて、
すごい働きやすいと思いますよ。
僕が働いていた現場がまさに10人規模とかだったんですけど、
本当にアットホームで働きやすかったので笑
ぜひ参考にしてもらえたらうれしいです。
それではありがとうございました!
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