吃音の悪夢~地獄の高校時代~

序章 吃音歴20年

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第三章 運命の出会い ~吃音克服へ~

 

 

中学校以前は、
吃音に苦しめられ辛い思いも何度もしてきましたが、
仲が良い友達もいて結構楽しい人生を送れていました。

しかし、

高校時代に僕はどん底へと突き落とされました・・・。

この時の僕は、
完全に自分の殻にこもってしまっていました。

少しずつ劣等感などの「負の感情」が溜まっていって、
ついに爆発してしまった感じです。

「自分はゴミくずだ・・・」
みたいに思ってましたからね(笑)

そして吃音への恐怖心もピークを迎えていて、
しゃべること自体もう無理になっていました。

しゃべる機会が巡ってきただけで、
もう身体がぶるぶる震えるくらいに(笑)

そして吃音の症状も、
当時がピークに重かったです。

とにかく、「声を発する」ということがまともにできませんでした。

ホームルームとかで返事をするじゃないですか?
「○○!」
「はい!」
みたいな。

でもその「はい!」が言えなかったんですよ。
すぐに声を出せないというか。
数秒時が止まる感じです。

「はい」という言葉が頭の中に浮かんでいながら。

だから、ホームルームの度に恐怖を感じてました(笑)
つまり毎朝ですよね。

そんなだったので、
会話なんてまず出来ないわけですよ。

小学校からの親友も同じ高校に入学したんですけど、
そいつとすらしゃべれなくなってましたからね(笑)

もう本当に会話をしようとしても声自体を発せられないんですよ。

「こりゃもうダメだ」
みたいに思いました。

人と関わるのがもう怖くて怖くてしょうがなくて、
なるべく人のことは避けてたし、
休み時間は机に突っ伏しぱなしでした。

当然、友達はいませんでした。
常に一人で行動してましたね。

でも孤独感は人一倍感じていました。

なんか矛盾していますよね(笑)
会話をするのが怖くてあえて一人でいるのに、
孤独なのも辛い。

だから常に「辛い」んですよ。
学校にいるときは。

さらに吃音に対しての恐怖もあって、
授業中もプレッシャーを感じているわけですよ。
現代文とか英語の時間は。

心休まる時間がありませんでしたね。
本当に地獄でした。

そしてそのストレスがピークに達して、
ついに高校2年の9月に不登校になりました。

母親に、
「学校に行きたくない(泣)」
と切実に訴えて。

本当に心が追いこまれていました。
自分に対して絶望していて、
自殺も本気で考えていた時期でしたね。

不登校中はクソみたいな生活を送ってました(笑)

基本家でゲームとかネットをしているような状態。

外に出ると、しゃべる機会って結構あるじゃないですか。
例えばコンビニで買い物をするだけでも、
「袋にお入れしますか?」
と聞かれて、それに返答しないといけない。

当時はそんなことにも恐怖を感じていたので、
本当に人とも全く関わって無かったですね。

当時は、
「俺は一体何をしているんだろう・・・」
とか常に不安でいっぱいだったんですけど、
今振り返ると、ああいう期間も必要だったのかもしれません。

「ストレスフルな環境から逃れて、心を休める」
という期間も。

実際あのまま高校に通っていたら、
本当に今この世に存在していない可能性もあったので。

半年間の休学ののち、
「通信制高校」に僕は転入しました。

半年高校行ってなかったので、
1年留年することになってしまったんですけどね(笑)

まあでも高校留年する人なんてそうそういないと思うので、
いい経験になったなって思いますね

そして通信制高校時代ですが、
かなり「楽」でした。

通学は週1回ぐらいだったので。
日曜日だけでしたね。

あとは簡単なレポートを出すだけでいいという。

それと通信制は基本クラスとかも無いので
人間関係が希薄なんですよね。
なので「自然体」でいられたような気がします。

もしあなたが今中学生で、
人間関係が苦手という場合、
僕は「通信制高校」をおすすめします。

別に「全日制」が絶対なわけではないですからね。

どちらも「高校」に変わりは無いわけなので。

あとはアルバイトを始めたり、
僕にとって「転換期」となった時期だと思います。

今は心の底から、
「通信制に移って良かった!」
そう感じてます。

通信制高校を卒業後は、
1年浪人することとなってしまいました(笑)

本当に全く勉強をしていなかったので。

「まあ、この程度の大学なら無勉でも行けるだろう」
みたいな変な先入観があって。
完全に自業自得でしたね。

浪人中は心入れ変えて、
自分なりに精いっぱい勉強をしていました。

その甲斐あってなんとか合格!
偏差値は低い大学でしたが(笑)

でも予備校などに通わず、
いわゆる「宅浪」で合格できたので、
それが「自信」につながりましたね。

「俺もやればできるじゃないか!」
みたいな(笑)

ここでは深く触れませんが、
この「自信」というのは、
コンプレックスなどを克服するうえで非常に重要になってきます。

なので、僕は徐々に吃音克服に向けて、
この頃から土台が出来始めていたのかもしれません。

知らず知らずのうちに。

そして、
運命が動き出す「大学生活」へと、
僕は歩を進めます・・・。

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管理人:月也


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20年来の難発の吃音を乗り越え人生が変わった男の話